こんにちは。ジーナ式子育て実践中の たかざと です。
出産後、ジーナ式子育てを知って生後4週目から取り組んでいます。
今回は【生後6週(開始3週目)】の振り返り。
※「ジーナ式振り返り」は現在週ごとに記事をまとめていますが、 更新順はバラバラになります。 産後のあやふや記憶を辿る作業に時間がかかるので、記憶が古い週と新しい週、 並行で着手しているためです。そのうちタイトル等整理して、あとから探しやすいようにしますねー。(2019.5)
ジーナ式の説明についてはこちらをどうぞ。
当ブログでのジーナ式の記事一覧はこちらから。
◆目次◆
スケジュール…「生後4~6w」を参考に
この週から「生後4~6w」用のスケジュールを見ながら過ごしていました。前のスケジュールからの変更点は
- 朝寝のスタートが30分遅くなり、朝寝時間そのものが1時間30分→1時間に
- 授乳②、③のスタートが30分遅くなる
- 夕寝のスタートが15分遅くなり、夕寝時間そのものが1時間→45分に
の3点でした。
親が何かアクションをする上での変更は、以下の赤字部分です。
7:00 起床
7:00 授乳①
9:00 朝寝開始
10:00 朝寝終了
10:30 授乳②
11:30 昼寝開始
14:00 昼寝終了
14:30 授乳③
16:15 夕寝開始
17:00 夕寝終了
17:00 授乳④(※振り分け授乳 前半)
17:45 沐浴
18:15 授乳⑤(※振り分け授乳 後半)
19:00 就寝
22:30 授乳⑥
授乳が終わったら就寝
~以降は起きて欲しがったときに授乳(授乳⑦、⑧)。
15分、30分の変更なんて楽々そうなのですが、実際はそうでもないんですよねー。
何故かというと…月齢の低い赤ちゃんは、機嫌よく起きていられる時間に限りがあって、それを超えると疲れすぎてうまく寝られなくなるから!
実際、自分の子でみてみると、これを書いている生後5ヶ月の今は、月齢の低かった生後2ヶ月の頃より時間調整が数倍 楽にできる感じがします。
これはジーナ式がうまくいっているとか、生活リズムがついてきたというハナシとはあまり関係なく、単純に体重や身長がぐぐっと成長して、体力がついてきたからだな、と私は理解しています。
ジーナさんもそういうことをたくさんの赤ちゃんを見てきて、その結果からスケジュールを組んでいるようです。だから赤ちゃんの成長に合わせて、15分、30分と少しずつ微調整が入ってるんですねー。
これがジーナさんの圧倒的経験値…!「量が質を高める」とはこのことか。
ただ、やっぱり自分の子と向かい合ってみたら、個人差があるから各自考える…というか、試行錯誤する部分はあるよねー、とは思いました。
ジーナ本ではその圧倒的経験値から、「生後4~6週の多くの赤ちゃんがこなせる」としてスケジュールが組まれてるけど、やはり "多くの" と書かれている通り、本のスケジュールはあくまで最大公約数的なものと考えて、思い詰めないほうが良いかなと。
個人差というのは、体重・体格からくる体力の違いや、寝るのが好き ⇔ あまり寝ない といった違い。
あと授乳にしても、哺乳量が少ない、あまり飲まない⇔ たくさん飲みたがる の違いや、授乳間隔が多少空いても大丈夫⇔時間きっかりor早めに空腹訴えるタイプ の違いとか。
これに加えて
- その時の哺乳量が足りているか
- 生活リズムがどれくらい定着してきているか
- 寝るための環境(音・光・温度・湿度)が整っているか
- 外出や来客など興奮したり疲れたりする出来事があったか
といったその時々 の条件があって、赤ちゃんによって、その影響力も違うようです。
例えばウチの息子は 光、温度、外出の影響はあまり受けないけど、授乳時間や来客の影響は大きかったと思う。
それを親は観察して見極める必要があるわけで。
…となると、なかなか本の通りにはできないですよねぇ…。
赤ちゃんのお世話ってジーナ式と関係ないところでも色々悩みますしね。悩み悩みの育児ですよねぇー…。
授乳のこと
当時のぴよログはこんな感じ。
夜間授乳は1回が定着しつつある
授乳タイミングを見ると、夜間は前週と変わらず1,2回ですね。と言っても、2回目の発生は少なめ。
ただし、これは睡眠のところに書きますが、相変わらず夜中の覚醒は頻繁でした。夜間授乳の1回量のミルクは80mlで様子見ることが多かったかな。
日中のミルク量に迷う
前週から増やし始めた日中のミルク。日中は120mlを基本として、お風呂前後の振り分け授乳は70+50にしてみたり、80+80にしてみたりと日によって試行錯誤。
息子の場合、飲み終わった後の様子は下記の4パターンでした。
①すぐに激しくグズつく→明らかに足りない
②ちょっとグズつく→哺乳瓶やおしゃぶりを吸って落ち着く。「吸う」行為が足りなかったかな?
③特にグズつかない→足りてたかな?
④飲まない、残す、吐き戻し→ほぼなし
①の時はミルクを追加していたんですが、②のパターンが多くて判断に迷うことがとっても多かったです。落ち着いたと思ってしばらくしてからグズグズが再開したり、逆にすぐ追加ミルクを作っても飲まなかったり。
③や④のパターンは少なかったので、増やしたもののまだ足りなかったのかもしれません。前週から増やしたとはいえ、思えばまだキツキツで考えていたんですよねー…。
この時点で成長曲線は平均の帯の真ん中で、順調な増え方だったので、かえって「今よりたくさんあげて太り過ぎちゃって成長に影響出たら大変」…と、1回1回の飲む量とその後の様子を観察 観察 観察…。
ミルクが増えるのはいいけど、一気に増えるのもよくない。でも息子はすごーくグズグズしてる。どうしよー…という感じでした。
いやー、ちょっと病み気味ですね、このあたり。
義母ヘルプで好転
この週、義母(仲が良いです)がヘルプに来て、それをきっかけに週後半からミルクに対して少しおおらかになってきました。
よく、義母から「足りないんじゃない?」と言われて腹が立った、という意見をTwitterで見ますよね。
私の場合も言われたんですが、完ミなので自身の母乳生産力を言われてる訳でない → 怒るポイントがあまりなく。
(精神状態によっては量の判断を責められてるようには感じるかも?)。
むしろ、自分以外の人が息子を見て足りないと感じるなら、「やはり追加した方がいいんだな!」と背中を押してもらえたような気分に。
結果、この週の後半は日中のミルクを合計で100〜150mlほど増やし1日トータル850mlに。そうすると息子の機嫌の悪さが3割減、ミルクとミルクの間もだいぶもつようになり…
「やはり空腹が原因だったか〜〜!」と。
私はこの頃、息子が泣いたりグズったりしている理由をすぐに判断できなかったので、
きっかけとなった義母ヘルプがありがたかったです!
睡眠のこと
まとまって寝ない!
当時のぴよログ…やっぱり全体的に細切れ感がすごいです。よく記録してたなー…。
ジーナ式だと、日中は朝寝・昼寝・夕寝と3回寝るスケジュールなんですね。
なので、日中はそれらしい睡眠の塊っぽいものが見えるかと思うんですが、スケジュールの時間に寝かせても、すごく細かく起きてるんですよね。15分とか、短いと5分とか。
そして夜!
22:30にラストミルクで就寝後、朝までの間に少なくとも2回、多いと4.5回起きてます。
ただ、ミルクは基本的に最初に起きた1回(2〜3時台)のみにして、他はおしゃぶりでトントン→だめなら抱っこ(withスリング)で寝かせてました。
授乳を寝かしつけに使わない、というのはジーナ式では基本なのでここはクリア。わが家は生後1ヶ月から完ミで、添い乳経験もないので、ここは比較的あっさりできたかなと思います。
聞いた話では、もともと添い乳やっていた方は、やっぱり眠い時間だし、そのメリット(ほぼ寝たまま対応できる、吸うからすぐ静かになるし、実際寝つく)を知っている分、ちょっと苦労があるみたいですね…。
寝かしつけは厳しい戦いが続く
寝かしつけといえば、
- ベッドで寝る習慣をつけたい
- スケジュール通りに寝るリズムをつけたい
この 2つを意識していたのですが、かなり難しかったです。
ジーナ式のメリットと言われる「時間になったら自力で寝付く」など夢のまた夢でした、ハイ…。
で、結論としては、「スケジュールの時間に寝る」ことを優先させていました。
当時のログを見ると「ほんと色々やってたね」というほど、はちゃめちゃな寝かしつけをしてました。
おしゃぶり数種、哺乳瓶の乳首、オルゴール、ホワイトノイズ、換気扇の音、スワドルミー、お雛巻き、抱っこゆらゆら、スリング抱っこ、トントン、シーシー、手を握る、足バタバタを押さえる…
それも、「この時間は寝る時間」というリズムの定着のため。
「リズムがうまくつけば、その時間に眠くなるはずで、そうすれば寝つきは良くなるはず…!」
ひたすら信じて、こつこつと。忍耐力が試されてます…!
寝かしつけの変なクセが付くことは、ジーナ本でもしきりに注意されていることで、不安は常にありました。
ただね、本に書かれていること、一度に全部を叶えるのは無理でした!ええ、無理!
これを書いている今(生後5ヶ月)、この頃にやっていた寝かしつけ(おしゃぶりや抱っこでの寝かしつけ)は癖にはなっていません。
たかざと家の場合、最初は寝かしつけについては目を瞑り、「スケジュールになるべく近いかたちで寝ること」を優先にしたのが結果的に良かったように思います。
もちろん、いつかはジーナ式の本来の寝かせ方に移行して、そこからセルフねんねへと繋げていくわけで。どこかで移行する努力が必要にはなると思います。
でも最初から寝かしつけを厳しくして結局スケジュールを守れないなら、まずは生活リズムの定着を優先させるのをおススメします。
本の通りできる家庭はそれが一番ですけどね!
19時の寝かしつけは毎日チャレンジ
スケジュールだと、19時前にはベッドにて就寝、と本に書かれていますが、実際はこの時間にすんなり寝続けることは無かったです。
この頃はまだ寝かせること優先で、抱っこゆらゆら で寝てからベッドに置く
またはベッドでおしゃぶりを吸わせつつ、寝るまでトントン
↓
部屋から出てベビーモニターで観察
みたいなやり方が多かったんです。
ジーナ本では、このあとは22:30の授乳まで起きないかのように書かれています。
が、ウチはこの時間が一番大変でした。
いわゆる「背中スイッチ」のように、ベッドに置いた瞬間泣く、ということはあまりなかったんですが、親が部屋を出て、5〜15分で「あーーん!」と泣いて起きる。
自力で再入眠なんて無理のムリ!で、再び部屋に戻って寝かしつけへ。
どうにもダメな時は、既に何度か書いていますが わが家の必勝法…
スリング抱っこでゆらゆら + おしゃぶり + 換気扇の音を聞かせる(強で)!
これだと10回中8,9回は寝てくれるので(寝るまで15分くらいゆらゆらしてこともあるけど)、いざとなったらコレでした。
ジーナ式ガン無視です…。
で…ようやく寝付いて30分くらいしたらベッドへ。
そしてまたベビーモニターで観察。すると寝てからベッド15,30,45分後のどこかで「あーーん!」と…。
これが毎日。
忍耐力が試される…!(2回目)
息子が何分寝てられるかのチャレンジ…毎回今日はどうなるのー!とドキドキしてました。(ドキドキしながら夕食食べてました)
「あーーーん!」がまたいきなり大声で泣くからびっくりするんですよね…
授乳と睡眠は関わりあっているから難しい
記事の構成上、授乳と睡眠を分けていますが、この2つは実際は密接に関わりあっているんですよね。
適切な量飲めているから、空腹で起きることなくある程度眠れるし、体力もついていく。
ちゃんと寝ているから、十分な量飲める体力と機嫌をキープできる。
寝ない、飲まない問題では、もちろんほかにも理由はあると思います。
だけど、たかざと家の場合、これだけ細切れ睡眠になったり、寝つきが良くないのは、哺乳量不足も大きかったよね、と後から振り返れば反省する部分も大きいです…。
私の場合はミルク育児で幸い息子も嫌がらずよく飲んでくれたので、哺乳量を増やすことは物理的には粉ミルクを何杯つくるか、ってだけではあります。
それでもこれだけ悩むんですから、完母や混合で頑張っている方は本当にすごいな、と思います。
振り返って
初めて3週目、まだまだ快適な睡眠には至らずですね〜。この時期がジーナ式始めて1番きつかった時期かな。
ネタバレしますと、この後もうちょっとで夜通し寝ができるようになります。 それまでもうしばらくお付き合いいただければ嬉しいです・汗。
自分でもびっくりするほど長い記事になってしまいました…。それだけ色々大変だったんだなぁと自分を褒め…
ではなく、、もうちょっと読みやすいように整理します!
ということで、以上 ジーナ式子育て 生後6週(スタート後3週目)の振り返りでした。
誰かの参考や気休めになれば幸いです。